八掛(はっかけ)
Posted on 3月 6th, 2016 by kimono「八掛」とは袷の着物の裏につける布のこと。
前後の身頃の裾裏に4枚、衽の裏に2枚、襟先の裏側に2枚、合計8枚掛けることから「八掛」といいます。
別名「裾回し」とも。
着物の表地が傷まないように保護し、裾捌きがよくなるようにつけます。
動いた時に目に触れることも多く、裾や袖口のアクセントになりますよ。
また八掛で着物の印象もがらりと変わります。
写真の小紋は若々しい印象ですが、八掛を落ち着いた色に変えれば年齢がもっと高くても着られます。
着る方の雰囲気や年齢、着物の格など考えて選びたいですね。
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