芭蕉
Posted on 2月 16th, 2019 by akko
谷中のよみせ通りの脇道を入ると、なんと珍しい!「芭蕉」が植えられていました。
この芭蕉の葉の繊維で作られたのが「芭蕉布」。
薄くて軽くて張りのある布で、着物一反分を織るには芭蕉200本程が必要です。
唐代の書家の懐素は、子供のころに芭蕉を一生懸命植え、その大きな葉を字習いの紙の代わり使っていたそうです。
空に漂う雲のように変幻自在の懐素の書→コチラ
は今、顔真卿の書と並びトーハクに展示されています。→HP
彼はお酒に酔っては、壁・石垣、衣装にも手当たり次第そこいら中に字を書きまくり、そして風が吹き去るようにそこから居なくなる、、捕まえられない。
懐素の書は、まさに空に浮かぶ飛行機雲がウネウネと動き出しているよう。気持ちのいい字でした😄!
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