谷中着付け屋ブログ

根岸色

Posted on 3月 15th, 2019 by akko

江戸のころ、上野の山は閑静なうぐいすの名所だったそうです。

上野公園の北東部、根岸はうぐいすの里として知られ、「鶯谷」の駅名もその名残。

「根岸」の地名は、上野の山まで海が入り込んでいた頃、岸辺が木の根のように続いていたからと言われています。

根岸は良質な壁砂の産地でもあり、根岸の壁砂の壁を「根岸壁」と呼びました。
この壁の色を「根岸色」と呼ぶようになり、粋な江戸っ子たちはこの緑がかった薄茶色を好んだとか。

ことある度にお声をかけていただきありがとうございます。
京呉服の二十八(FUTAYA)さんであつらえた装いは「根岸色」の着物が映えています。
完璧なコーディネート!素敵です!

出張着付け、谷中着付け屋

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